データセンターのアーキテクチャは総所有コスト（TCO）によって決まる
データセンターの決定はTCOによって左右されます。TCOの削減において主要な役割を果たすのは大容量ハードディスクドライブです。18TBのデータセンター内蔵ハードディスクドライブは、14TB HDDと同じフォームファクターで容量が29%増加しています。データセンターでは、大容量HDDを導入することで、低容量ドライブよりも対応ハードウェアとシステムレベルのコストを削減できるため、設備投資を低減できます。ヘリウム充填式の低消費電力・高信頼性ドライブは、エネルギーコストとメンテナンスコストを削減できるため、運用コストの節約に貢献します。たとえば、18TB HDDを使用するデータセンターでは、14TB HDDを使用する場合と比べて必要なラックの数を22%、アイドル時の1TBあたりの電力消費量を21%減らすことができます。これにより、データセンター環境の全体的なTCOが大幅に削減されます。

新しいテクノロジーを活用して容量レベルを引き上げる
Ultrastar DC HC550は、9枚のディスクを搭載したプラットフォームに一連のテクノロジーを統合した新しいクラスのHDDです。18TBの容量は、面密度を高めるテクノロジーと、パフォーマンスを高め、電力消費量を減らすテクノロジーを組み合わせることによって実現されます。
●  業界初のエネルギーアシスト磁気記録（EAMR）テクノロジーを搭載したこの内蔵ハードディスクドライブは、書き込み性能を向上させ、面密度を高めます。
●  業界初のトリプルステージアクチュエータ（TSA）は、ヘッドの位置決めの精度を高め、パフォーマンスと面密度を向上させます。
●  HelioSeal®テクノロジーはWestern Digitalの大容量HDDの基盤であり、これは第6世代のHelioSeal製品です。Western Digitalは、これまでに6,500万台以上のHelioSeal製品を出荷しています。

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