慈善活動

Western Digitalは世界中の非営利組織と非政府組織（NGO）とタッグを組み、STEM教育、飢餓救済、環境分野のプログラムを支援しています。競争的な助成金プロセスを通じて、当社が活動拠点を構える地域社会に役立つ、重点的な慈善分野に適合する組織に資金を提供しています。その代表例として、それぞれ米国内と米国外に拠点を置く2つの組織のプログラムを以下に紹介します。

米国地域社会助成金

Western Digitalは、社内慈善活動の重点分野に適合するプログラムまたはサービスを提供する非営利組織と公立学校からの申請を助成金の審査対象としています。

• STEM教育：過小評価されていたり不当な扱いを受けていたりするK12（幼稚園最年長から高校3年まで）児童に機会を提供する組織
  
• 飢餓救済：地元の地域社会における飢餓軽減に重点を置く革新的なプログラム
  
• 環境：環境保護や保全の取り組み、およびこうした課題の公的教育
   

当社が現在米国内で資金を提供している地域：

• カリフォルニア州グレーターベイ地域（アラメダ、サンタクララ、サンフランシスコ、サンマテオ、サンタクルーズ郡）
  
• カリフォルニア州オレンジ郡
• コロラド州ボールダー郡
• コロラド州エルパソ郡
• ミネソタ州オルムステッド郡
  
  

Western Digital従業員助成金委員会が年に2回提案書を審査します。米国地域社会助成金の支給額は通常、7,500～20,000ドルです。

Western Digitalでは、新型コロナウイルス感染症（COVID-19）蔓延期に地域社会への支援を進めるために、助成金プログラムを招待制に変更しました。当社の重点分野に沿ったプログラムを提供する非営利団体や公立学校は、財政支援の申請開始1週間前までに、競争率の高い申請プロセスを通じて財政支援を申請するための招待状をWestern Digitalから受け取ります。援助に関するポリシーの詳細が網羅された当社のGlobal Giving Guidelines（グローバル援助ガイドライン） を事前に確認するようすべての申請者にお願いしています。

申請期間は毎年2回あり、資金援助を求める組織は12か月に一度申請できます。地域社会助成金の支給は毎年、各組織につき一度に制限されています。3年連続で財政支援を受けている組織は、追加の財政支援を申請する前に1年間受給を停止する必要があります。

助成金の申請受付期間
第1回目：12月1日～1月15日
第2回目：6月1日～7月15日

申請の招待を受けた非営利組織には固有の申請リンクを掲載した招待メールが送付されます。 

全世界地域社会助成金

Western Digitalは、非政府組織（NGO）向け助成金について、当社の次の重点的慈善活動分野に適合するプログラムからの申請を審査対象とします。

• STEM教育：過小評価されていたり不当な扱いを受けていたりするK12（幼稚園最年長から高校3年まで）児童に機会を提供する組織
  
• 飢餓救済：地元の地域社会における飢餓軽減に重点を置く革新的なプログラム
  
• 環境：環境保護や保全の取り組み、およびこうした課題の公的教育
  
  

現在、米国以外の次の国からの助成金の要請を受け付けています。

• インド
  
• イスラエル
  
• 日本
  
• マレーシア
  
• フィリピン
  
• タイ
  
  

このプログラムでは、適格な組織が競争的な申請プロセスを通じてWestern Digitalから資金援助を申請する機会が提供されます。Western Digitalのオフィスおよび施設近隣でプログラム/サービスを提供する組織を優先的に受け付けています。

申請者は、援助に関するポリシーの詳細が網羅された当社のGlobal Giving Guidelines（グローバル援助ガイドライン）を事前にお読みください。また当社のガイドラインに加え、米国の内国歳入法第501条C項3号の規定と同等の課税が免除されている状態であることを提示できる必要があります。

全世界助成金申請プロセスは照会状から始まります。Western Digitalでは、社内の重点的慈善活動分野の適合性や地域的制約など、社内ガイドラインのすべてを満たすNGOからの照会状を審査対象とします。照会状は英語で提出し、次の項目を含めます。

• 申請組織名
• 組織の主な窓口の完全な連絡先情報
• 資金援助を申請する組織の概要説明
• 資金援助を申請するプログラムまたはプロジェクトの名称
• プログラムまたはプロジェクトの実施国
• プログラムまたはプロジェクトの概要説明
• 申請する資金の予想額
  
  

照会状はGlobalGivingandDoing@wdc.com宛てに送信してください。照会状は四半期ごとに受け付けています。照会状が詳細な審査のために承認された場合は、その旨の通知と、助成金申請書の記載を求める招待状が届きます。

お問い合わせ

詳細な情報はメール（GlobalGivingandDoing@wdc.com）にてお問い合わせください

パートナー

Western DigitalはBenevityと提携して、助成金申請を処理し、従業員ボランティアを活用して、援助プログラムを世界中で展開しています。Western Digitalの支援にご興味がある場合は、Benevityにぜひ組織登録してください。パートナーシップの審査プロセス効率化に役立ちます。

当社の助成金プログラムの資金は、Silicon Valley Community Foundationの企業助言基金であるWestern Digital Fundを通じて提供されます。

Western Digital奨学金プログラムは、科学者、技術者、エンジニア、数学者を目指す学生の夢を実現させ、有能な従業員の扶養家族をサポートするために2018年に創設されました。グローバル奨学金プログラムでは年間最大300万ドルの奨学金を給付し、財政的支援によって教育の機会が広がる学生を奨励、支援します。

Western Digital奨学金の給付は1回限りです。受給者1人あたりの最大給付額は5,000米ドル（生涯最大2回の給付）です。

Western Digitalは自然災害時の援助に長年取り組んでいます。会社の業務が行われる地域や、従業員とその家族が暮らす地域に大きな影響を及ぼす自然災害が発生した場合、Western Digitalは救援活動に寄付を提供することで速やかな措置を講じます。

災害時には当社の世界各国の従業員も支援を行い、従業員が寄付をした場合には、会社からも寄付金と同額がその救援活動に寄付されます。

ボランティア活動はWestern Digitalの取り組みの中心となり、世界に大きな影響を与えています。当社の従業員は1年を通じ世界中でさまざまな形でボランティア活動を共同で行い、最も関心の高い分野をサポートしています。特に活発に支援しているのは次の分野です。

• 少数派に属する学生に対する科学、技術、工学、数学（STEM）分野での教育および育成
  
• 世界各国での飢餓救済のための食糧支援
  
• 環境保護を支援する植樹やゴミ拾い
  

チームとしてボランティア活動を行うことで、Western Digitalの従業員は時間と労力で組織をサポートするだけでなく、非営利団体への助成金も獲得します。